禁煙外来
喫煙者でたばこをやめたい人向けにできた専門外来で、2006年からは一定の条件を満たす必要がありますが、健康保険の適応を受けられるようになっています。
診察の流れですが、健康保険等を使った禁煙治療では、12週間で5回の診察を受けます。まずはじめに喫煙状況などから健康保険等で治療が受けられるかをチェックします。
毎回の診察では、禁煙補助薬の処方を受けるほか、息に含まれる一酸化炭素(タバコに含まれる有害物質)の濃度を測定したり、禁煙状況に応じてアドバイスを致します。
詳しくはファイザー製薬のサイト「すぐ禁煙.JP」をご覧ください。
骨粗しょう症
骨粗しょう症には大きく分けて2つの種類があります。加齢や閉経が原因で起こる原発性骨粗しょう症と、骨代謝に影響を及ぼす病気や長期のステロイド剤投与が原因の続発性骨粗しょう症です。糖尿病などがこれにあたり、血糖コントロールの悪い糖尿病患者さんは、骨折のリスクが2倍になると言われています。
当院では、レントゲン検査にて骨密度が測定できます。それに血液検査を併用し、骨粗しょう症を診断、治療効果の指標とします。治療も、内服薬のほかに注射薬もあり、患者さんに応じて適切な治療を行います。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome, 以下SAS)は、眠っている間に呼吸が止まる病気ですが、寝ている間の無呼吸に私たちはなかなか気付くことができないために、検査・治療を受けていない多くの潜在患者がいると推計されています。太っている男性に多いというイメージですが、女性もかかります。こんな方は要チェックです。
・ 首が短い
・ 首が太い、脂肪がついている
・ 下顎が小さい、小顔
・ 下顎が後方に引っ込んでいる
・ 歯並びが悪い
いびきをかいていないか、寝ている間の呼吸が止まっていないか、ご家族やパートナーに、是非聞いてみて下さい。また、起きた時に寝足りない、昼間も強い眠気がある、疲労感が抜けない、こんな方も一度検査を受けてみて下さい。
この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの私たちの活動に様々な影響を及ぼすことです。SASによる睡眠中の低酸素血症や高炭酸ガス血症は、肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病と密接な関係があり、様々な合併症を高率に引き起こすことが報告されています。
検査方法は、自宅で行うことのできる検査機器を使って、普段と同じように寝ている間にできる検査を行います。手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態からSASの可能性を調べます。治療はCPAPマスクが一般的です。当院でサポート致しますので、お気軽にご相談下さい。
各種予防接種
インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチン、風疹ワクチンなど施行致します。
ご希望の方はお気軽に電話でお問い合わせください。
アミノインデックスがんスクリーニング検査(AICS)
AICSは、血液中のアミノ酸濃度を測定、解析することで、がんであるリスクを評価する新しい検査方法です。
早期のがんにも対応しており、しかも一度の採血(約5ml)で複数のがんを同時に検査することができる簡便な検査です。
AICSは、それぞれのがんについて、現在がんである確率を0.0〜10.0で数値化(AICS値)し、AからCの3段階にランク付けをします。数値が高いほど、がんである確率が高くなります。
しかし、例えばランクCとなった場合、がんであるリスクは最も高いと考えられますが、ランクCの人が必ずがんであるというわけではありません。ランクCの人の約100人に一人にがんがある確率になります。ランクC判定の方は、そのがんに対しての精密検査が必要となります。
ランクAでも確率が低いだけで、必ずしもがんではないというわけではありませんので、通常のがん検診の受診をお勧めしています。
男性AICS(5種) 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん
女性AICS(6種) 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮がん・卵巣がん
検査前8時間以内に水以外は摂らないで、午前中の採血となります。予約制ですので、お電話で申し込みください。
検査費用は、保険診療外となりますので、28000円(税込)となります。
以下に該当する方は、AICS値に影響がありますので、検査は受けられません。
男性専門外来
AGA(男性型脱毛症)、ED(勃起不全)など、いずれも自由診療となりますが気軽にご相談ください。
各種検診
大田区特定健診、肺がん検診、大腸がん検診、前立腺がん検診(問診、血液検査)、肝炎検診(血液検査)、39歳以下基本検診を施行できます。また、入社時検診なども行っていますので、ご相談ください。